新制限

出てましたね。

旋風BFでできる攻撃的な動きがカルート、月の書の規制及びゴヨウの禁止化により大幅に制限されたのが今回の最大の改訂だと思います。

規制によるデッキパワーの相対的な低下から、3月からの環境における旋風BFの使用率は圧倒的に下がると思います。

前環境からある程度基盤を継続して使えるデッキも多そうな感じですね。

主たる所だと、「六武衆」「植物デブリ」「代行者天使」辺りでしょうか。

・六武衆
最大のパワーカード「六武の門」の制限化、月の書、神の警告辺りが改訂で影響を受ける部分でしょうか。

「六武の門」の制限化により、現在の門による大量展開にパワーの大部分を依存した戦い方は改変を余儀無くされますね。

天敵でもあった「月の書」「神の警告」の枚数が減ったことにより、召喚・特殊召喚による展開のし易さは上がり、ゴヨウガーディアンの規制により★7以下で使用率の高いシンクロモンスターに戦闘破壊されることが殆どなくなった「真六武衆−シエン」を維持できればかなり強いのでしょうか。
裏を返せば「月の書」「神の警告」が減った事により相手のシンクロモンスターの召喚も許してしまいやすくなったため、よもすれば簡単に突破されたり場を崩されたりしかねないので、その点をどう解決するかが課題になりそうですね。

・植物デブリ
デブリ・ドラゴン」「ダンディライオン」「大寒波」などに規制がかかり、基盤となるモンスターが減っているのが気にかかるところですね。

「ワン・フォー・ワン」+「ダンディライオン」などの強力な一連の動きなどが起こりにくくなったこと、ダンディライオンが除外されると途端に動きの幅が狭くなる事などマイナス要因は多いですが、カオスソーサラーの無制限回帰など攻め手も戻ってきてはいるので、ある程度形を変える事で台頭してくると思います。

・代行者天使
規制の影響は大天使クリスティア、オネスト大寒波ぐらいでしょうか。
そのクリスティアも準制限で、もともと2枚しか入っていないレシピもかなり多かったので、実質規制の影響が一番少ないデッキだと思います。
ゴヨウガーディアンの規制によりマスター・ヒュペリオンがより戦闘破壊されにくくなった事を鑑みると、相対的にかなりパワーは上がったのではないでしょうか。

メインの動きにも特に影響はなく、六武衆・デブリダンディにも優位な要素があるため、環境当初はこのデッキを中心にメタが回るのではないかと思います。